株主優待は株式を保有していることで受け取れる商品やサービスです。
「株主優待レビュー」では私が現在保有している株式、過去に保有していたもの、今狙っているものなど、おすすめの株主優待を紹介していきます。
今回は3月末確定のオリックススの株主優待が届きましたのでご紹介します
8月に申し込みをして9月に届きました。
オリックス概要
オリックスといえばオリックス・バッファローズというのは誰でもすぐに思いつくと思いますが、じゃあ何の会社と言われると???
よくわからない人も多いのではないでしょうか?
そういった意味ではこのような会社が球団を持つことで社会に名前を知ってもらえる効果は抜群ですね。
オフィシャルホームページでの説明ではこのようになっています。
オリックスは、1964年にリース事業からスタートして隣接分野に進出し、新たな専門性を獲得することにより事業を進化させてきました。その結果、現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。
リース事業は「金融」と「モノ(物件)」の2つの専門性を必要とします。リースを起点とした「金融」の専門性は、現在では融資、事業投資、生命保険、銀行、資産運用事業へと拡大しています。「モノ」の専門性は、産業/ICT機器、自動車、不動産、環境エネルギー事業へと広がっています。
また、1971年の香港進出を皮切りに世界31カ国・地域に拠点を設け、グローバルに活動しています(2021年3月末)。
オリックスの事業│オリックス株式会社 (orix.co.jp)
オリックスのメインの事業はリースです。
元々は機械、機器などのリースから始まりましたが現在は大きなものでは船舶や航空機などもリースしています。
最近ではレンタカーやカーシェアリングでも存在感をしめしていますね。
あとは住宅ローン、不動産、エネルギー分野にも積極的に進出しています。
コロナ禍ではホテル事業や航空機リースなどもダメージを受けていますが、比較的安定した経営を維持しています。
また大阪にカジノをつくるIR参入にも積極的です。
オリックスの株主優待
オリックスの株主優待は2種類あります。
ふるさと優待
株主カードによる優待
です。
オリックスのふるさと優待
ふるさと優待は年に一回3月の権利確定時に貰える選べるギフトです。
自分でカタログから選んで申請する必要がありますのでご注意ください。
今年の申し込み締め切りは8月31日でした。
実際に送られてきたカタログはこちらです。
必要株数:100株
3年以上保有でワンランク上のAコースが貰えます。
ぱっと見ですがBコース(140種類)で3000円程度、Aコース(83種類)で5000円程度の価値があると思います。
Aコースにはオリックスの野球の試合の観戦に使える10000円分の金券も選べますので野球好きの人にはうれしいですね。
この商品の選択は全国の各支店で行っているようで、取引先企業の商品だそうですが本当に多種多彩なものがあって面白いです。
普段は通販などやらない企業さんも特別商品を提供していたりするそうですので、掘り出し物を探してみましょう。
商品選択のこだわりなどはこちらの記事が面白いです。
オリックスの株主優待:全国各地の高級食品などが選べるカタログギフト優待が魅力! | 東証マネ部! (money-bu-jpx.com)
そして実は一番お得なのはオリックスが運営する京都水族館やすみだ水族館の年間パスポート引換券です。
京都水族館年間パスポート | すみだ水族館年間パスポート | |
大人 | 4400円 | 4600円 |
高校生 | 3400円 | 3600円 |
中・小学生 | 2200円 | 2200円 |
幼児(3歳以上) | 1400円 | 1400円 |
この年間パスポート引換券2枚を選ぶこともできます。
年間パスポートは2回の入場料と同じ料金設定ですので2回以上行く地元の方には元々お得な券です。
オリックスの 株主カードによる優待
一年間有効の株主優待カードを施設に提示することで様々な割引サービスなどが受けられます。
ホテル、旅館、レストラン、野球観戦、水族館、レンタカー、人間ドック
までオリックスの事業の広さがわかります。
今回受け取った商品は松浦港の海鮮丼の具セット
これは大正解です。
好きな時に流水解凍するだけで、しっかり付け込まれた漬け丼がすぐに食べられます。
天然ぶり、天然あじ、胡麻さばの3種類詰め合わせ
どれも美味しいです。
温かいご飯に盛り付けて、大葉とねぎを散らして、生姜を添えてみました。
お店で食べる新鮮な魚を使った漬け丼よりも、しっかり付け込まれていて美味しいと思います。
次回はお茶漬けにしてみます。
オリックスの株主優待と配当利回りは?
権利確定 | 3月末、9月末(9月は優待無し) |
参考株価 | 2,110円(9月末) |
単位 | 100株 |
参考取得価格 | 211,000円 |
年間株主優待価格 | 3000円(利回り1.42%) |
年間配当金額 | 78円/株(利回り3.69%) |
優待自体の確定は3月のみになりますが配当は3月と9月の2回の確定があります。
株主優待は金券などではないので、選ぶ商品によっては高利回りの商品もありますし、野球観戦するかたには色々とお得でしょう。
株価も上昇していますので利回りは少し下がっていますが、それでも利回りは1.42+3.69=5.11%と高利回りを維持しています。
もちろん株価が上がっていますのでキャピタルゲインも狙えます。
オリックス株主優待の現金化は可能?
ふるさと優待は長持ちをする食品や家電製品などもありますので、それらを売却することで現金かも可能でしょう。
しかし一番現実的な線は
野球観戦に使える金券(5000円分)
京都水族館年間パスポート引換券(2枚)
すみだ水族館年間パスポート引換券(2枚)
をふるさと優待で受け取り、販売して現金化するという方法です。
野球観戦券は特定層しか使えないので2500円程度にしかなりませんが、水族館は4000円程度で売買されています。
すみだ水族館の1回の入場料は大人1人で2300円x2人で4600円です。
それが4000円で年間パスポートが買えてしまうのですから売れないはずがありませんね。
ということで4000円程度に現金化が可能です。